トレーニング場所となっている自宅近くの山中。登りも下りも、山道がない場所でも、平地と変わらないようなスピードで駆け抜けていく。変わり続ける足元の情報を読み取りながら、瞬時にコース取りを判断していくことに、好奇心が尽きないという。
若岡さんが現在の拠点としている福岡県築上郡上毛町は、山国川を境に、大分県中津市と接している。山国川の上・中流域には耶馬渓と呼ばれる渓谷があり、溶岩台地が浸食されてできた自然の力を感じる景色が広がる。
普段は走る若岡さんについて行くトレーニングパートナーでもある愛犬は、普通の散歩となると少し不思議そうな様子。現在は2匹の愛犬と暮らし、ライターの仕事とレースに向けたトレーニングの日々を送る。
若岡拓也
1984年生まれ、金沢市出身。元新聞記者。2014年に退職後、ブラジルのアマゾンを1週間かけて250km走るステージレース「ジャングルマラソン」に出場。食糧や衣類などの荷物10kgを背負ったまま、ジャングルを駆け抜け、完走を果たす。帰国後、福岡県の東端に位置する上毛町に引っ越し、15年7月から地域おこし協力隊として活動。ライターと兼業しつつ、国内外のステージレースで優勝、入賞するなど走り回っている。 17年8月から山小屋で生活している。
写真: 山田薫
文章: メディアサーフコミュニケーションズ株式会社