ニュージーランドの首都であり、北島最南端の街、ウェリントン。空港を降り立つと、早速「風の街」の強い風の出迎えを受けた。市街地を訪れると、コンパクトな街並みの中に、ふと足を止めたくなるレストランやカフェ、ショップが集まっている。市街地を少し離れれば、海があり、山があり、都市でありながら自然との距離がとても近い。訪れた時期は春から夏への変わり目。これからの季節を祝うように屋外で日光の下、思い思いに過ごす人たちが、こちらまで楽しい気持ちにしてくれた。そんな街では、今回何かを作る人々に多く会う機会に恵まれた。
ナッツバター、ビール、ジン、石鹸、陶器、サーフボード。もちろんただ作るのではない。自然、環境、コミュニティ、自分を取り巻く状況に対して正直に、そして楽しむために作っている。そして人々と自然の相互作用を引き出そうとする生態学者とも出会うことができた。ウェリントンには都市、自然、人々の良好な関係がある。そこには多くの学びがある。
写真: 山田薫
文章: メディアサーフコミュニケーションズ株式会社