普段暮らしている土地を離れ、違った土地を訪れる旅の理由は様々。その土地だからこそのものごとに触れることは、日々との対比をもたらし、世界を広げてくれる。そして誰を通して、それらの経験をするのかも重要なことだ。
今回の旅の目的は、自然と向き合い、楽しみ、それが暮らすこと・働くことと密接につながっている人々に会うこと。石川では海洋研究者、木製サーフボードビルダー、家具デザイナー、複数のスタンスで海に向き合う人とともにポイントを求めて海岸線を走り、富山では異国の地でパティシエとして理想の味の表現を追い求めながら、その山に抱かれた自然環境を楽しむ人と晴天の山道を歩いた。福岡では、ジャングル、南極や砂漠などを走り、挑戦し続けるランナーのレースにつながる日常をともにした。
その人のライフスタイルを垣間見ることで、土地の魅力をより理解できることがある。それは本質的な豊かさを知ることでもあるのではないだろうか。
写真: 中矢昌行、山田薫
文章: メディアサーフコミュニケーションズ株式会社